地域活動

活動報告

治療を受けておられる多くの患者さんのために、大きな励みとなる善意のご慰問をいただいております。

 2025年825日(月)、当院ホスピタルモール横特設会場にて「なごやかコンサート2025」を開催しました。このコンサートは、フルート・オカリナ奏者 加藤由記さんのご厚志で始まった当院小児医療センターでの音楽会に由来するもので、現在は患者さんとそのご家族、さらには地域の皆様にもお聴きいただけるコンサートへと発展し、今回で15回目の開催となりました。

 この日は加藤さんのほか、ソプラノ歌手 鬼頭愛さんと松谷友香さん、ピアニスト シュトラーラ美保さんにより結成されたカルテット「カタ デ テラ」の皆さんをお迎えしました。「ねこふんじゃった」などの動物がモチーフの楽曲や、「トルコ行進曲」や「手のひらを太陽に」など、本格クラシックから子どもたちにも馴染みのあるものまで15曲以上の様々な楽曲を披露していただき、美しい歌声と心地よい演奏に満ちた幸せなひとときとなりました。また、次回公演が今から待ち遠しいとのありがたいお声も頂戴しました。

 出演者の皆様に対し、当院一同心より御礼申し上げます。

 

 

 2025年7月28日(月)、名古屋国際婦人クラブのメンバ-3名が当院小児医療センターを訪れ、10万円分・40点以上ものおもちゃをご寄贈いただきました。

 名古屋国際婦人クラブは、各国婦人間の理解と親善、社会奉仕等を目的として様々な活動に取り組まれている団体で、当院は1956年からの長きにわたりご支援をいただいています。

 コロナ禍で対面形式の慰問を中止せざるを得なかった時期も同クラブはご寄付を続けてくださり、このほど6年ぶりに贈呈式を開催させていただくことができました。

 パワーショベルのラジコンを受け取った患児さんは、早速その場で楽しそうに遊んでいました。また、小児医療センターからはお礼として患児さんたちによる寄せ書きをお渡しさせていただきました。

 名古屋国際婦人クラブのご厚意に、当院職員一同心より御礼申し上げます。

 

2025年520日(火)、ANAグループの5名が入院患者さんの慰問のため来院されました。

今年は西棟10階A・B病棟にて、北海道で育ったすずらんのお花としおりを、客室乗務員と地上係員の方々から入院患者さんに直接手渡していただきました。入院患者さんの表情がぱっと明るくなり、ご自身やご家族と飛行機にまつわる思い出を楽しそうに語られていたのがとても印象的でした。

すずらんの花言葉は「幸せの再来」。今年で70回目となったANAグループの長きにわたるご厚意に、当院一同心より御礼申し上げます。

 

令和 7 年1月21日(火)、「中村日赤ニューイヤーコンサート」を開催しました。

今回のコンサートは、患者さんや地域の住民の皆さんに癒しを届けたいという、中国琵琶奏者の第一人者 涂 善祥(と ぜんしょう)さんとフルート・オカリナ奏者 加藤 由紀さんのご厚意のもと、これまで別々に開催していたコンサートを合同で開催したものです。

第一部は「中国琵琶コンサート」として、涂さんとソプラノ歌手の矢野 留美さん、ピアニストの大八木 麻史さん、並びにコーラスのくるみの会の皆さんにご出演いただきました。また第二部は「なごやかコンサート」として、加藤さん、ソプラノ歌手の鬼頭 愛さん、同じくソプラノ歌手の松谷 友香さん、ピアニストのシュトラーラ 美保さんにご出演いただき、合わせて約20曲の素晴らしい演奏と歌声を披露いただきました。

コンサート会場は西棟1階のホスピタルモール(玄関ホール)横で、患者さんやそのご家族、お見舞いで来院された方だけでなく、地下鉄をご利用される方等地域の方々にも来場いただき、「歌に励まされた」と話す方の姿もありました。

2024年12月10日(火)、ソニー生命保険とベネッセコーポレーション・こどもちゃれんじの共同プロジェクト「オンラインクリスマス会」が、当院を含む全国17病院を結んで開催されました。人気キャラクター「しまじろう」と「おねえさん」がサンタクロースの姿になり、当院小児医療センターに入院する患児さんをオンラインで慰問していただきました。

当院では患児さんたちにスマホなどをそれぞれご用意いただき、クリスマスにちなんだ手遊びや歌などを、画面を通して一対一のような感覚でお楽しみいただきました。

小児医療センターには治療上の都合で病室外へ出ることが難しい患児さんもいらっしゃいますが、このような方法であればご自身の体調に応じて参加することができ、楽しい雰囲気を味わっていただけたものと思います。

毎年様々に工夫し慰問の機会を設けていただきますことに、当院スタッフ一同心から御礼申し上げます。

 

2024年12月9日(月)、プロ野球・中日ドラゴンズで活躍する大島洋平選手、祖父江大輔投手、細川成也選手、村松開人選手、石川昂弥選手の5名が慰問のため当院へお越しくださいました。

この慰問は、患者さんの一日も早い快復を願う選手の皆様のご厚意で長年続いているもので、恒例の「トークショー」と「病棟慰問」の2部構成で行っていただきました。

トークショーの質問コーナーでは、来場した外来患者さんとそのご家族が選手に質問を直接投げかけました。「来シーズンどう戦うか」「好きな言葉」「朝や夜のルーティーン」「カフェのお気に入りメニュー」など、野球に関わること・そうでないこと、幅広い質問が飛び出しました。選手の皆様は質問の一つひとつに笑顔で、時折冗談を交えながら丁寧に答えていただき、なごやかな時間を過ごすことができました。

来シーズンに向けた想いや抱負を漢字一文字で表現するコーナーでは、「挑」(大島選手)、「咲」(祖父江投手)、「勝」(細川選手)、「開」(村松選手)、「頂」(石川選手)と、それぞれ色紙に力強く書き上げていただきました。

その後選手たちは小児医療センターの病室を訪れ、直筆サインボールなどを患児さんにプレゼントしていただきました。選手を目の前にした患児さんが、日頃接している当院スタッフが見たこともない明るい表情を浮かべたり、嬉しそうに体を動かしたりする様子には毎回驚くばかりです。患児さんのご家族にも大いに喜んでいただきました。

当院スタッフ一同、選手のご厚意に心から御礼申し上げるとともに、選手の皆様の一層のご活躍、そして中日ドラゴンズの優勝を祈念し応援させていただきます。

2024年8月1日(木)、名古屋国際婦人クラブから当院小児医療センターに27種類(10万円分)の「おもちゃ」をご寄贈いただきました。

名古屋国際婦人クラブは、各国婦人間の理解と親善、社会奉仕等を目的として様々な活動に取り組まれている団体で、1956年からの長きにわたり当院小児医療センターを慰問し、同センターが希望する品々を寄贈してくださっています。

小児医療センターでの感染防止にご配慮いただき、例年開催していた贈呈式は今回も見合わせることとなりましたが、新しいおもちゃを手にして目を輝かせて遊ぶ患児さんの様子に、当院職員も嬉しくなりました。

名古屋国際婦人クラブのご厚意に、当院職員一同心より御礼申し上げます。

  

2024年5月22日(水)、ANA(全日空)グループから7名が来院され、すずらんの花としおりをお届けいただきました。

69回目のご寄贈となった今年は西棟8階A病棟とB病棟にて、客室乗務員と地上係員の方々に、すずらんの切り花としおりを入院患者さんに直接手渡していただきました。

ANAのスタッフから励ましの言葉をかけられた患者さんは笑顔を浮かべ「退院したらぜひまた飛行機に乗りたい」と語られました。

すずらんの花言葉は「幸せの再来」。今年も患者さんに素敵なひとときをお届けいただいたANAグループのご厚意に、当院一同心より御礼申し上げます。

 

  

2024年1月4日(木)、プロサッカーチーム 名古屋グランパスから、当院小児医療センターにオフィシャルグッズ60セットをご寄贈いただきました。

名古屋グランパスと日本赤十字社愛知県支部は、赤十字活動の普及等に関するパートナーシップ協定を締結しており、今回のご寄贈は、入院中の患児さんたちに新年を明るく迎えてほしいというクラブ側のご提案によって実現しました。
患児さんは袋に詰め込まれたグッズを次々に取り出し、わくわくした様子で見つめていました。

名古屋グランパスの温かなお心遣いに、当院スタッフ一同心から御礼申し上げます。

 

2023年12月13日(水)、ソニー生命保険とベネッセコーポレーション・こどもちゃれんじの共同プロジェクト「オンラインクリスマス会」が、当院を含む関東・東海・近畿・中国・九州地方の6病院を結んで開催され、人気キャラクター「しまじろう」と「おねえさん」がサンタクロースの姿になり、「とりっぴぃ」とともに当院小児医療センターに入院する患児さんをオンラインで慰問してくれました。

当院では患児さんたちにスマホやタブレットをそれぞれご用意いただき、オンラインでつながったステージと手元の画面越しに、クリスマスにちなんだ手遊びや歌などを一対一のような感覚でお楽しみいただきました。治療上の都合で病室外へ出ることが難しい患児さんたちにも、このような方法であれば参加しやすく、限られた時間ながらもクリスマスの雰囲気を味わってもらえたのではないでしょうか。

様々な工夫により慰問の機会を設けていただきましたことに、当院スタッフ一同心から御礼申し上げます。

ページトップへ戻る

日本赤十字社 愛知医療センター