外科系

乳腺・内分泌外科

 

総合力を活かした乳がん治療を行い、退院後も地域の医院と連携。
乳腺外科チーム一丸となって対応しています。

当院の乳腺内分泌外科は2019年に独立した診療科として診療にあたっています。

扱う分野はA乳腺疾患、特に乳がんの診断と治療、B内分泌疾患の外科治療です。内分泌の外科疾患とは甲状腺がん、良性甲状腺結節の一部、バセドウ病の一部、原発性副甲状腺機能亢進症などが挙げられます。

主な疾患

  • 乳がん
  • 甲状腺、副甲状腺など内分泌線の腫瘍性病変
  • バセドウ病のうち手術適応のある方など

診療の解説

A 乳腺疾患

近年、わが国における乳がん罹患数が増加傾向にあり、全国がん登録によると2017年女性で年間91,605人(上皮内がん除く)となっており、死亡数は人口動態統計によると2019年女性乳がん死亡が14,839人といずれも高い水準にあります。乳がんの臨床は年々進歩しており、その診断および治療のために、高い水準の医療の持続が要求されています。当院に託された患者さんに例外なく最善の治療をするために、医師のみならず放射線技師、検査技師、看護師、薬剤師などの協力を得た総合力を活かした質の高い医療を提供できるように努めています。

乳がん検診の重要性

欧米では乳がんの患者数は日本よりずっと多いものの乳がん死亡率は1990年代に入って減少しています。これは近年、手術の後に薬物療法がしっかり行われるようになった影響が大きいと言われていますが、マンモグラフィ検診による早期発見、早期治療もその要因の一つと言われています。日本でも最近乳がんへの関心やマンモグラフィ検診の必要性の認識が高まりつつありますが、いまだに検診受診率が低く、40歳以上の女性に対し、2年に1回の乳がん検診受診をおすすめしています。

乳がん地域連携パス

当院で乳がん手術を行った患者さんに対して、かかりつけ医と当院の両方で連絡を取り合い、術後の定期的な診療を行っていくために作られた一連の書式(パス)です。これにより、患者さんは当院への頻繁な通院が不要となり、通院の不便さや外来での長い待ち時間からも解放されます。複数の主治医によるサポートを受けられる長所が生まれます。

B 内分泌疾患

甲状腺、副甲状腺など内分泌腺の病気の外科治療を行っています。内分泌内科と協同して適切な治療を行うよう心掛けています。

甲状腺、副甲状腺の外科手術

甲状腺、副甲状腺(上皮小体)の外科治療を行っています。ほとんどの甲状腺がんは手術適応があります。良性甲状腺結節の一部(悪性と鑑別が困難なもの、気管圧迫例など)、バセドウ病の一部も手術の対象になります。甲状腺葉切除、亜全摘、全摘術を症例に応じて施行しています。クリニカルパスを導入しており、平均術後3-4日で退院できます。

 
 
 
 
 

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