検査について

心電図、負荷心電図

心電図、負荷心電図

心臓は血液を全身に送り出すポンプです。ポンプの働きをするときは非常に小さな電流が流れます。
体の表面でその電気を記録したものが心電図です。記録された波形の変化やリズムの変化から、心臓の筋肉の障害(狭心症や心筋梗塞など)や不整脈(期外収縮や心房細動など)がないか調べます。

12誘導心電図

両手足に各1個、胸に6個の電極をつけて心電図を記録します。検査時間は10分ほどです。

運動負荷心電図

運動をして心臓に負担をかけ、運動前後の心電図変化を調べる検査です。

負荷試験名 方法 モニター 体重制限
マスター運動負荷試験 階段昇降(マスター台) なし 100kg
トレッドミル運動負荷試験 ベルトコンベアの上を歩く(トレッドミル) 心電図と血圧 110kg
エルゴメーター運動負荷試験 自転車こぎ(エルゴメーター) 心電図と血圧 160kg

24時間ホルター心電図検査

日常生活を行いながら心電図変化を調べる検査です。
24時間心電図を記録することにより、不整脈の有無や症状がある時の心電図変化などを調べる事ができます。

検査第1日目

装着 胸に5個の電極を貼り、ホルター心電計を装着します。
帰宅 装着中は「行動記録用紙」に行動や症状が出たときの時間とその内容を記入していただきます。
シャワー・入浴、電気毛布の使用はできませんが、それ以外は普段どおりの生活ができます。

検査第2日目

来院 指定された時間に検査センター受付にお越しください。
検査室でホルター心電計を外します。

7日間ホルター心電図検査

日常生活を行いながら連続で最大7日間心電図を記録する検査です。
長時間記録することで、心房細動などの不整脈をより見つけやすくなります。

検査第1日目

装着 胸にパッチ型のホルター心電計を装着します。
帰宅

装着中は「症状記録ノート」に症状が出たときの日時とその内容を記入していただきます。普段通りの生活ができ、シャワー・半身浴も可能です。

検査第8日目

来院 指定された時間に検査センター受付にお越しください。
検査室でホルター心電計を外します。

患者さんへのお願い

  • ペースメーカーを挿入されている方、妊婦さんは検査を受けられません。

24時間酸素飽和度検査

日常生活を行いながら、24時間記録器を装着し、体の中の酸素濃度を調べる検査です。同時に胸に電極をつけ24時間の心電図も記録していきます。

検査第1日目

装着 指にセンサーを巻き、胸に5個の電極を貼り、記録器を装着します。
帰宅 装着中は「行動記録用紙」に行動や症状が出たときの時間とその内容を記入していただきます。
シャワー・入浴、手洗い(センサー装着指)、電気毛布の使用はできませんが、それ以外は普段どおりの生活ができます。

検査第2日目

来院 指定された時間に検査センター受付にお越しください。
検査室で記録器を外します。

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日本赤十字社 愛知医療センター