看護部

看護部長からのメッセージ

 

看護部長からのメッセージ

【日本赤十字社の使命】

わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、

いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。

 

  2024年11日、新年の幕開けの日に能登半島地震が発生しました。年末年始での楽しい親戚一同の集まりが恐怖と不安の日々に激変してしまいました。大規模災害が発生し、DMAT(災害派遣医療チーム)の活躍がメディアで放送されています。当院からも日赤愛知県支部の要請で、12日に救護班としてDMAT隊員を派遣し、現地での活動を開始し、現在でも継続して活動しています。

  DMATは1995年の阪神・淡路大震災で「避けられた災害死」の教訓を活かし、2005年に発足されました。日赤の災害救護の歴史は1888年福島県磐梯山噴火まで遡ります。1901年に初めて救護班が派遣されました。

  DMATは、超急性期から急性期に多くは活躍します。日赤救護班は、超急性期から急性期だけでなく、亜急性期から慢性期になってからも活動を継続します。避難所の巡回診療をしながら、被災者に寄り添い、心身のSOSを敏感にキャッチし、地域に密着した地道な支援活動をするのは日赤救護班だけです。

  災害救護には、物資や資機材が十分でなくても臨機応変に対応できる看護実践能力、被災者に寄り添える心、他の救護班や地域や行政と円滑なコミュニケーションを図れる人間力などが必要になります。

  苦しんでいる人を救うために、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守れるように、常日頃から赤十字看護師としての資質を高めことができる人を求めています。

 

 

 

副院長兼看護部長

秋江 百合子

理念

赤十字看護師としておひとりおひとりの患者さんを大切にした看護を目指します

基本方針

  1. 安全で安楽な看護技術を提供します
  2. 継続教育を充実させ看護の専門性を追及します
  3. 地域の皆さまの健康保持増進を支援します
  4. 他部門と協働し、病院の健全な運営に取り組みます
  5. 救護活動や赤十字の講習会の普及に取り組みます

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