臨床研修

基幹 内科専門研修プログラム

基幹 内科専門研修プログラム

プログラムの概要

  日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院を基幹施設とし、内科専門医を養成することを目的としたプログラムです。連携施設は名古屋医療センター、中部労災病院、名鉄病院、静岡済生会総合病院、中東遠総合医療センター、名古屋大学医学部附属病院、高山赤十字病院、伊勢赤十字病院、伊達赤十字病院、藤田医科大学病院、新城市民病院、豊橋市民病院、大同病院、一宮市立市民病院、海南病院、小牧市民病院、愛知県がんセンター、名古屋セントラル病院、津島市民病院、公立西知多総合病院の20施設です。

 特別連携施設は川西赤十字病院、東栄医療センター、西尾市佐久島診療所の3施設です。

 内科系サブスペシャリティの13分野(総合内科、消化器、循環器、内分泌、代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー、膠原病、感染症および救急)のうち総合内科を除く12分野(消化器、循環器、内分泌、代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー、膠原病、感染症および救急)で定常的に専門研修が可能な症例数を診療しています。豊富で多様な症例を、多くの内科指導医・専門医の真摯な指導のもとで経験できる体制が特徴です。

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院内科専門研修プログラム(PDF)

 

 

研修目標

広く内科全般の研修を行い、基本的かつ必須な内科診断、治療能力を身につけた内科専門医の養成が基本目標です。さらに、当院は各内科系サブスペシャリティ領域の研修施設に認定されているため、内科系の高次専門医取得につながる研修も並行して行うことができます。

研修環境

  1. 当院ではごく希少な症例を除き、内科学会で研修目標とする67分野、200症例以外にも内科全領域の疾患を幅広く、経験することができます。豊富な臨床経験を持つ指導医のもとで基礎的な疾患から高度な知識や技術を必要とする疾患まで診断と治療技術を学ぶことができます。造血幹細胞移植推進拠点病院として血液内科では多くの移植を、循環器内科では心臓外科ともタイアップしたインターベンション治療、消化器内科ではESDをはじめとする高度な内視鏡技術、拡大内視鏡を用いた内視鏡診断を学ぶことができます。呼吸器内科では肺がんをはじめとする化学療法、急性期の呼吸管理、気管支鏡による最先端の診断治療を学べます。腎臓内科では腎疾患のみではなく、数多くの膠原病症例も経験可能です。この他の内科各分野でも最先端の診断、治療技術を経験できます。3次救命救急センターを持ち、内科各分野をはじめとする高度な救急医療を経験することができます。災害救護にも豊富な経験を持っています。栄養サポートチーム、院内感染対策チーム、呼吸器モニター管理チーム、緩和ケアチームなど多職種から成るチーム医療にも積極的に参加することができます。
  2. プログラムの指導医数は、当院に29人、連携病院群に19人在籍し、合計48人で指導します(2019年実績)。当院の総合内科専門医数は28人で、各サブスペシャリティの専門医も在籍し、より専門的で高度な指導が可能です。剖検数も当院で17体、群全体で29体あり、基準を十分満たします。JMECCを当院で年2回開催しています。
  3. 日本内科学会をはじめとする国内の学会や研究会での若手医師の発表を積極的に推奨しており、上席医が発表および論文の指導を行います。
  4. このプログラムを修了すると、内科専門医試験の受験資格を満たします。

研修後の進路

専門医取得後は、大学院進学、もしくは内科系高次診断治療技術取得を目指した臨床研修を、当院をはじめとする名古屋大学関連病院で継続することが可能です。

身分

専門研修中は、病院規定に準じ常勤嘱託医として採用されます。待遇は正職員にほぼ準じます。

ローテート例

横スクロールでご覧ください。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 基幹施設(ローテート研修:消化器・循環器・呼吸器・神経・血液・内分泌・腎臓・救急・地域)
2年次 基幹施設(Subspecialty研修) 連携施設(内科全般・Subspecialty)
3年次 基幹施設(Subspecialty研修)、プログラムに対する調整期間

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日本赤十字社 愛知医療センター