地域活動

活動報告

治療を受けておられる多くの患者さんのために、大きな励みとなる善意のご慰問をいただいております。

2018年11月30日(金曜日)に、中日ドラゴンズの大島洋平選手、松井佑介選手、祖父江大輔選手、高橋周平選手、佐藤優選手が当院を訪れました。この慰問は、患者さんの一日も早い快復を願う選手たちのご厚意によって、長年続けていただいています。

トークショー会場となった東棟2階内ヶ島講堂は150人ほどの来場者があり、来季にかけるドラゴンズへの期待、ドラゴンズ愛に満ちていました。

来場者からは多くの質問と、応援の言葉がかけられ、選手たちもその言葉ひとつひとつを真摯に受け止めておられました。来シーズンの抱負や思いを色紙に漢字一文字で表すコーナーでは、大島選手が優勝を目指し、自身も12球団で一番になりたいと、「一」を記しました。

トークショー終了後、選手は西棟7階小児医療センターへ移動し、患児の病室をひとつずつ訪れ、サインボールやグッズをプレゼントしながら記念撮影に応じてくださいました。続いて同センター食堂に選手全員が集まり、部屋から出られる患児たちやその付き添いの方々と交流を深めました。慰問のお礼として、患児から選手一人一人に手作りのメダルがかけられると、選手たちも笑みを浮かべ嬉しそうな様子でした。


2018年10月29日に、ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>の人気キャラクター「しまじろう」と歌のおねえさんが、当院小児医療センターに入院中の患児を慰問に訪れてくださいました。

この取組みは、ソニー生命とベネッセコーポレーションの共同プロジェクト「いっしょに笑おう☆キャラバン」で、今年で2年目を迎えます。全国の小児病棟を訪問し、病室の患児に会いに行ったり、キッズスペースで手遊び歌をするなど、子どもたちに寄り添い、かけがえのない思い出を作るプロジェクトです。

ハロウィーン仕様に飾られた病棟を、一部屋一部屋訪問いただき、患児たちは満面の笑みを浮かべ、鮮やかな飾り付けに負けず劣らず、よりいっそう賑やかな声が病棟に溢れました。

食堂では、しまじろうと歌のおねえさんと、手遊び歌をするなどして、患児たちはもちろん、保護者や職員も大盛り上がりのひとときとなりました。
世代を越えて愛される人気者は、イベント後も写真撮影にひっぱりだこになり、時間の許す限り、皆に素敵な思い出をプレゼントしてくれました。


今年で6回目のこのフェスティバルは、院内院外を問わず多くのボランティアの方のサポートにより、275人の来場者を迎えることができました。

ピンクリボン活動は、乳がんについての知識を多くの方に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみからひとりでも多くの人を守る活動です。愛知県の乳がん検診受診率は全国と比べて10.2%(28年度)と低いのが現状です。近隣の方々から乳がんについての関心を持っていただき、ひとりでも多くの方の検診受診に繋げられることが願いです。

オープニングは子ども会ロックソーランの元気な踊りに始まり、フラダンスやダンスグループの華麗なステージ、同朋高校やどあらっこからのメッセージで乳がん検診を呼びかけました。また、がん研有明病院乳腺外科部長の岩瀬拓士先生の講演では、乳がんについての最新のトピックスについてお話しいただきました。
マンモグラフィ見学や自己検診コーナーにより乳がん検診に関心を持っていただき、毎年大人気の骨密度やアロママッサージ、アピアランスコーナー、キャンサーフィットネスで心も体も癒しの時間を楽しんでいただきました。


2018年10月13日(土曜日)、第9回中村日赤ふれ愛まつりを開催いたしました。

ステージでは、大盛り上がりを見せた赤十字クイズコーナー、元当院所属医師によるジャズコンサートやヴァイオリンリサイタル、紙芝居、ホスピタルクラウンショー、ちんどんや、チアリーディング等が披露されました。

東棟2階では調剤体験、内視鏡と電気メスの手術機器体験、似顔絵師による似顔絵コーナーを実施、内ケ島講堂及びそのロビーでは各種体験コーナーや測定コーナー、栄養相談や歯科衛生士による健口チェックコーナーを設けました。また、西棟2階のリハビリ訓練室では肩こり解消ストレッチと転倒リスクチェック、1階の患者相談支援センター付近では子ども救護服、ナース服、手術衣試着体験などが行われ、会場は小さな救護員、看護師、医師で溢れました。

正面玄関前には救急車両展示コーナーや愛知県赤十字血液センターによる献血バス展示とパネルクイズが設けられ、赤十字の事業についても多くの方にご理解いただけたことと思います。

フィナーレでは、日本赤十字社公式マスコットであるハートラちゃんと献血推進キャラクターのけんけつちゃんが登場し、総合周産期ダンサーズとともに会場を盛り上げました。

1,400人を超える方にお越しいただき、大盛況ののち終演となりました。
ありがとうございました。


2018年8月13日(月曜日)、西棟1階ホスピタルモールにてフルート・オカリナ奏者の加藤由記さん、ピアニストの佐溝章代さんによる「なごやかコンサート」を開催しました。

このコンサートは、加藤さんのご厚志により始まり、今年でなんと11回目。夏休みの恒例イベントとして親しまれ、お盆の時期と重なったこともあり、200名を超える来場がありました。

今年は、メドレーやアンコールを含めた13曲。シューベルトの「アヴェマリア」に始まり、「さとうきび畑」、「花~全ての人の心に花束を~」、「夏の思い出」など、誰もが口ずさめる曲から、「THE ROSE.」、「Time to say goodbye.」といったしっとり聴かせる曲まで幅広いジャンルを演奏していただき、集まった患者さんやお見舞いの方、地域の皆さんを爽やかなフルートとピアノの世界へ誘いました。

2018年7月11日(水曜日)、ラグビートップリーグで活躍する豊田自動織機シャトルズの長江有祐選手、平原大敬選手、サム・グリーン選手、小西大樹選手の4名が西棟7階小児医療センターを慰問に訪れ、グッズを一人一人に手渡しながら励ましの言葉をかけられました。

当日は、最初に4選手が2グループに分かれて病室から出ることのできない患児一人一人にグッズを手渡しながら励ましの言葉をかけられ、その後病室から出られる患児が集まっている同センターの食堂で、患児との交流を図りました。患児から選手に慰問のお礼として手作りのメダルが贈られ、選手も「みんなからパワーをもらいました」と嬉しそうな様子でした。

2019年には、日本でラグビーワールドカップが開催されることもあり、ラグビー熱高まる昨今。普段間近で見ることのない大きな体を目の当たりにし、子どもたちも大興奮の一日でした。

【写真:上】
左から、平原大敬選手、小西大樹選手、長江有祐選手、サム・グリーン選手

【写真:下】
小児医療センター食堂にて患児と笑顔あふれる一場面


2018年7月4日、名古屋国際婦人クラブ会長 黒田 牧子様はじめ6名の皆様が当院を来訪され、「ベビーラック、磁石ブロック等一式」を寄贈してくださいました。

名古屋国際婦人クラブは、各国婦人間の理解と親善を目的とし、様々な社会貢献活動を行われています。その一環として、昭和31年から同クラブは当院小児医療センターへ慰問をいただいており、小児医療センターが希望する品を寄贈してくださっています。

贈呈式では、同クラブ会長様から寄贈品目録が贈呈されました。また、小児医療センタープレイルームで改めて贈呈セレモニーが行われました。セレモニーでは、大城誠第一小児科部長からお礼のあいさつの後、小学生の患者さんからお礼の手紙が贈られ、同クラブの皆様はとても喜ばれていました。


2018年5月31日(木曜日)、「すずらん贈呈」のためにANA(全日空)グループの客室乗務員をはじめ6名が来院され、北海道千歳市近郊に咲いたすずらんの花と、グループ社員の方々の手書きメッセージの入ったすずらんの香り漂う「しおり」を届けてくださいました。「しあわせ」「幸福の再来」の花言葉をもつすずらんの贈呈は、昭和31年から始まり今年で63回目になります。

贈呈式後、客室乗務員と地上係員の方々は、西棟10階A、B病棟にて患者さん一人一人に直接励ましの言葉とともにすずらんのしおりを手渡されました。受け取られた患者さんは笑顔を浮かべられ、たいへん嬉しそうなご様子でした。


2017年12月18日(月曜日)に、中国琵琶コンサートが西棟1階ホスピタルモールを会場に開催されました。

このコンサートは、名古屋を拠点に中国琵琶演奏の第一人者として国内外で幅広く活躍しておられます涂善祥先生が、当院の患者さんや地域の皆さんとの音楽を通した交流を図ると共に、心安らぐ癒しのひとときを過ごしていただきたいと、ご厚志により毎年開催いただいており、今年で25回目を迎えました。

昨年と同様に、涂善祥先生、ソプラノ歌手の矢野留美さん、ソプラノ歌手の川地未奈子さん、ピアノのマリ・リーさんのほか、コーラス「くるみの会」の23人の方にご出演いただきました。

曲は、「シルクロード」から始まり、「天山の春」、「荒城の月」、涂善祥先生が作曲された「白帝城追想」など11曲を演奏していただきました。

クリスマスソングの「ジングルベル」と「きよしこの夜」は、来場者も加えた美しい歌声が会場いっぱいに響き渡り、会場がクリスマスの素敵な雰囲気に包まれました。

最後はアンコールに応え、涂先生の「さくらさくら」独奏で終演となりました。

2017年11月22日(水曜日)に、中日ドラゴンズの大島洋平選手、松井佑介選手、高橋周平選手、柳裕也選手、小笠原慎之介選手が当院を来訪されました。

まずは、東棟2階内ヶ島講堂でおよそ150人を前にトークショーを行いました。会場は患者さんだけでなく一般の方も自由に来場できるよう開放していましたので、開始時間10時の1時間以上も前から待っている方もみえました。

トークショーでは、来場者から「どうしてマツダスタジアムで勝てないのか?」といった厳しい質問もありましたが、来シーズンへの思いを色紙に一文字で表す最後のコーナーでは、大島選手が「和」という文字を「輪」とかけて野手、投手との連携について話されると来場者は真剣に聞き入っていました。

トークショー終了後、選手は、西棟7階小児医療センターへ移動し、まず、部屋から出られない患児達を励ますため病室を訪問、サインボールやグッズをプレゼントしながら記念撮影に応じて下さいました。

続けて同センターの食堂に選手全員が集まり、部屋から出られる患児たちやその付き添いの方々と、「何年ぐらい野球をやっていますか。」など質問のやりとりを重ねました。最後に、患児たちから慰問のお礼として、選手一人一人に手作りのメダルが首にかけられ選手は小児医療センターを後にしました。


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日本赤十字社 愛知医療センター