地域活動

活動報告

治療を受けておられる多くの患者さんのために、大きな励みとなる善意のご慰問をいただいております。

2019年12月16日(月曜日)、西棟1階ホスピタルモールにて中国琵琶コンサートを開催しました。

今年で27回を迎えたこのコンサートは、名古屋を拠点に中国琵琶演奏の第一人者として国内外で幅広く活躍されている涂善祥氏により開催され、クリスマス前恒例のイベントとなっています。

今年もソプラノ歌手の矢野留美さん、川地未奈子さん、ピアノのマリ・リーさんのほか、コーラス「くるみの会」14人の方をお迎えし、美しい音色と歌声を聴かせてくださいました。

「イ族舞曲」に始まり、「荒城の月」、「アルハンブラ宮殿の想い出」、「チャルダッシュ」など10曲を演奏していただきました。曲の合間には琵琶という楽器について紹介されたり、その曲にまつわるエピソードも紹介され、来場者はその音色に聴きいっている様子でした。

アンコールには「ジングルベル」、「きよしこの夜」。矢野さん、川地さんやくるみの会の皆さんの歌声が響き渡り、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。


2019年11月25日(月曜日)に、中日ドラゴンズの大島洋平選手、祖父江大輔選手、高橋周平選手、加藤匠馬選手、柳裕也選手が当院を訪れました。この慰問は、患者さんの一日も早い快復を願う選手たちのご厚意によって、長年続けていただいています。

トークショー会場となった東棟2階内ヶ島講堂は150人を超える来場者があり、来季にかけるドラゴンズへの期待に満ちていました。来場者からは多くの質問と、応援の言葉がかけられ、終始なごやかな雰囲気で進みました。

来シーズンの抱負や思いを色紙に漢字一文字で表すコーナーでは、大島選手がシーズン後半からの勝負強さをそのままに、またここで良い報告ができるように頑張りたいと、「勝」を記しました。

トークショー終了後、選手は西棟7階小児医療センターへ移動し、患児の病室をひとつずつ訪れ、サインボールやグッズをプレゼントしながら記念撮影に応じました。続いて同センター食堂に選手全員が集まり、部屋から出られる患児たちやその付き添いの方々と交流を深めました。慰問のお礼として、患児から選手一人一人に手作りのメダルがかけられると、選手たちも笑みを浮かべ嬉しそうな様子でした。


今年で7回目のこのフェスティバルは、院内院外を問わず多くのボランティアの方のサポートにより、222人の来場者を迎えることができました。

ピンクリボン活動は、乳がんについての知識を多くの方に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る活動です。愛知県の乳がん検診受診率は全国と比べて9.6%(29年度)と低いのが現状です。近隣の方々から乳がんについての関心を持っていただき、一人でも多くの方の検診受診に繋げられることが願いです。

同朋高校OP(おっぱいプロジェクト)による紙芝居式の講演や、フラダンスグループの華麗なステージで会場を盛り上げました。今年は、中京テレビ「キャッチ!」に出演中の恩田千佐子アナウンサーにも来場いただき、自身の体験談をご講演いただき、来場者は熱心に耳を傾けていました。
 他にもアロマテラピーコーナーやアピアランスコーナーを設けたり、おっぱい体操やキャンサーフィットネスを通して心も体も癒しの時間を楽しんでいただきました。


2019年9月28日(土曜日)、第10回中村日赤ふれ愛まつりを開催いたしました。

ステージでは、当院臨床研修医によるマジックショー、赤十字クイズコーナー、元当院所属医師によるジャズコンサートやヴァイオリンリサイタル、紙芝居、ホスピタルクラウンショー、介助犬デモンストレーションなどが披露されました。

東棟2階では調剤体験、手術機器体験、似顔絵師による似顔絵コーナーを実施、内ケ島講堂及びそのロビーでは健康チェックコーナーや栄養相談、健口チェックコーナー等を設けました。1階では健康管理センターを開放し、普段なかなかできない視力検査や身長体重測定を実施しました。また、西棟2階のリハビリ訓練室では注意・集中力を鍛えよう!と題した脳トレなど、患者相談支援センター付近では子ども救護服、ナース服試着体験が行われ、会場は小さな救護員や看護師で溢れました。

正面玄関前には、救急車両展示コーナーや昨年に引き続き愛知県赤十字血液センターによる献血バス展示とパネルクイズが設けられ、赤十字の事業についても多くの方にご理解いただけたことと思います。

フィナーレでは、日本赤十字社公式マスコットであるハートラちゃんと献血推進キャラクターのけんけつちゃんが登場し、総合周産期ダンサーズとともに「パプリカ」を踊り会場を盛り上げました。

1,300人を超える方にお越しいただきました。
ありがとうございました。


2019年9月4日(水曜日)、ラグビーチーム豊田自動織機シャトルズの長谷川真人選手、山下一選手、藤原恵太選手、ジョーダン・ジャクソン・ホープ選手の4人が小児医療センターを慰問に訪れ、一人一人に励ましの言葉をかけられました。

その後病室から出られる患児が集まった同センターの食堂で、質問会が開かれ、小学校時代の50m走のタイムや大きな体になるには?など、子どもならではの好奇心に満ちた質問が飛び交いました。患児から選手に慰問のお礼として手作りのメダルが贈られ、選手も「子どもたちが頑張っている姿を見て、自分たちも元気づけられた」と嬉しそうな様子でした。

東棟2階では調剤体験、手術機器体験、似顔絵師による似顔絵コーナーを実施、内ケ島講堂及びそのロビーでは健康チェックコーナーや栄養相談、健口チェックコーナー等を設けました。1階では健康管理センターを開放し、普段なかなかできない視力検査や身長体重測定を実施しました。また、西棟2階のリハビリ訓練室では注意・集中力を鍛えよう!と題した脳トレなど、患者相談支援センター付近では子ども救護服、ナース服試着体験が行われ、会場は小さな救護員や看護師で溢れました。

もうすぐラグビーワールドカップ開催。日本中がラグビーの興奮に包まれつつある今日、子どもたちもラグビーならではのボールの形やルールに興味津々の様子でした。

【写真:上】
食堂での質問会後の一枚

【写真:下】
ラグビーボールを初めて手にした患児との一枚


2019年8月19日(月曜日)に西棟1階ホスピタルモールにて「なごやかコンサート」を開催しました。このコンサートは、フルート・オカリナ奏者の加藤由記さんのご厚志により開催されており、12回目となる今年は、ジャズピアニスト瀧川紀之さん、トランペット奏者の池下知子さんをお迎えし、アンコールを含めた全11曲を披露していただきました。

 「カノン」など聴き馴染みのある曲からチャイコフスキーなどのクラシック、映画「ハリーポッター」のテーマ曲や映画「君の名は。」のテーマ曲「前前前世」などのシネマミュージックまで幅広いジャンルを演奏していただきました。演奏の合間には、トランペットの仕組みについてご説明いただき、来場者は熱心に耳を傾けていました。予定のプログラム終了後はアンコールに応えて、今年実写化が話題になった映画「アラジン」のテーマ曲、「A Whole New World」を演奏いただき、軽やかに口ずさむ方も多くみられました。

晩夏の蒸し暑さを忘れられるような爽やかな音色が病院を包みました。


2019年7月3日、名古屋国際婦人クラブ会長 塩澤 玲子様はじめ6人の皆様が当院を来訪され、「ブロック等一式」を寄贈してくださいました。

名古屋国際婦人クラブは、各国婦人間の理解と親善を目的とし、様々な社会貢献活動を行われています。その一環として、1956年から同クラブは当院小児医療センターへ慰問をいただいており、小児医療センターが希望する品を寄贈してくださっています。

贈呈式では、同クラブ会長様から寄贈品目録が贈呈されました。その後小児医療センタープレイルームで改めて贈呈セレモニーが行われました。目の前に置かれたたくさんのおもちゃに、子どもたちは「早くこれで遊びたい」と大変嬉しそうな様子でした。


2019年5月29日(水曜日)、ANA(全日空)グループの客室乗務員をはじめ6人が来院され、すずらんの花としおりを贈られました。1956年から始まったこの贈呈は、今年で64回目。北海道千歳市近郊に咲いたすずらんは、名古屋の暑さにも負けず、良い香りを漂わせていました。

贈呈式後、客室乗務員と地上係員の方々は、西棟9階A・B病棟にて、すずらんのしおりと切り花を患者さん一人一人に手渡されました。「しあわせを願っております。」と励ましの言葉をかけられると、患者さんは満面の笑みを浮かべ「次の手術もがんばれるよ。」とお話しになりました。

いただいたすずらんは院内に植え替え、大切に育てていきます。


2018年12月10日(月曜日)、西棟1階ホスピタルモールにて中国琵琶コンサートを開催しました。

今年で26回を迎えたこのコンサートは、名古屋を拠点に中国琵琶演奏の第一人者として国内外で幅広く活躍されている涂善祥先生のご厚志により開催され、クリスマス前恒例のイベントとなっています。

今年もソプラノ歌手の矢野留美さん、川地未奈子さん、ピアノのマリ・リーさんのほか、コーラス「くるみの会」17人の方をお迎えし、美しい音色と歌声を聴かせてくださいました。

「シルクロード」に始まり、「アルハンブラ宮殿の想い出」、「さくら変奏曲」、「チャルダッシュ」など10曲を演奏していただきました。曲の合間にはその曲にまつわるエピソードや思い出も紹介され、来場者はその情景とともに曲の世界観に浸っている様子でした。

アンコールには「見上げてごらん夜の星を」。矢野さんのリードのもと、川地さんやくるみの会の皆さんとともに来場者の歌声が響き渡り、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。


2018年12月7日(金曜日)、フィンランドのラップランドからサンタクロースがやってきました。赤い三角帽子に赤いガウン。大きな体で杖をついた本物のサンタクロースに会うと、子どもたちは照れたような、嬉しそうな表情を見せました。

サンタクロースはなんと算数が大得意。小学生の患児に会うと、九九の問題を出し合い、日本語と英語を交えながら話をして楽しいひと時を過ごしました。フィンランド語を勉強した患児もおり、サンタクロースも嬉しそうな様子でした。

「お花がほしい」「自転車がほしい」と、子どもたちが一生懸命手紙にしたためたサンタさんへのお願いは、赤いガウンの秘密のポケットへ。きっと願いを叶えて素敵なプレゼントが、クリスマスの日に枕元に届くことでしょう。

名古屋観光ホテル様のご厚意により、今回の慰問が実現いたしました。


ページトップへ戻る

日本赤十字社 愛知医療センター