2012年2月8日、津島市赤十字奉仕団の原田麗子委員長始め7人の団員が病院慰問で当院を訪れました。
奉仕団は1982年に設立され、赤十字事業の一翼を担って地域で幅広く社会貢献活動をされており、当院への慰問もその一環となっています。
当日、病院幹部による歓迎セレモニーで、活動で得たアルミ缶回収金を病院へ寄付された後、メンバーは小児医療センターを訪れ、子どもたちに「頑張って、早く元気になってくださいね」と励ましの言葉をかけて「手作りの子ども用タオル帽子」や「お絵かき帳」を贈りました。これに対して、子どもたちからお礼のメッセージと折り紙や切り絵を貼り付けたカードを手渡され、心温まる雰囲気に包まれました。
治療を受けておられる多くの患者さんのために、大きな励みとなる善意のご慰問をいただいております。
2012年1月24日、今年も中日ドラゴンズの井端弘和、荒木雅博、浅尾拓也、中田賢一、野本圭、伊藤準規の主力・若手選手6人が、病院慰問を訪れました。すでに自主トレが始まり、日焼けした精悍な表情の選手たちを見ようと、早朝にもかかわらず200人を超える多くのファンが内ヶ島講堂に集まり、「なごやかトークショー」を楽しみました。その後、選手たちは小児医療センターに移り、小さな入院患者たち一人一人に「早く元気になって」と励ましの言葉をかけながらサインボールを手渡しました。プレイルームに集まった子どもたちには、サイン会やミニトークショーなどで「ふれ愛」の時間を持ちました。
選手たちは、自分たちが持つ元気やシーズンに向かう気迫が、患者さんたちの力になって、回復への手助けになることを願い、毎年シーズン直前の多忙な時間を割いて慰問に訪れています。 20年以上にわたって、患者さんの一日でも早い回復を祈って続けられる、選手たちの温かい心が病院全体にあふれました。
2011年12月12日に中国琵琶コンサートが内ヶ島講堂で開催されました。
このコンサートは、名古屋を拠点に国内外で幅広く活躍しておられます涂善祥(と・ぜんしょう)さんが、患者さんや地域の皆さんと音楽を通した交流を図るとともに、清らかで心安らぐ癒しのひとときを過ごして頂こうと、ご厚志により毎年開催いただいています。
今年で19回目を迎えたコンサートでは、涂善祥さんをはじめ、ソプラノ歌手で、涂善祥さんの奥様でもある、矢野留美さん、同じくソプラノ歌手の川地未奈子さん、ピアニストのマリ・リーさんとともに「荒城の月」、「讃美歌」、「きよしこの夜」(アンコール曲)など10曲が演奏されました。涂善祥さんがベトナムへ行かれた際に作曲された曲も披露されました。第一楽章から第四楽章で構成され第一楽章はベトナムの街を走るたくさんのオートバイを表現された曲となっているなど、第四楽章まで様々な場面を琵琶の美しい旋律が奏で内ヶ島講堂はベトナムの世界に包まれました。
11月5日(土曜日)、第2回「中村日赤ふれ『愛』まつり」を開催しました。去年に続き、地域の皆様に病院をもっと知っていただき、身近に感じて利用していただけるように、また、さまざまな健康イベントを通じて、直接病院スタッフと触れ合っていただき、病気の予防・健康増進などへの意識を高めてもらおうというものです。
今年は、東日本大震災があり、当病院からも宮城県石巻赤十字病院に多くの医療支援を派遣しました。これに対して石巻赤十字病院のスタッフをはじめ、多くの方々がこの「ふれ『愛』まつり」に参加して、謝意を表していただきました。まだまだ復興の道半ばである現地の様子も、トークショーやスライド上映で克明に紹介され、改めて被害に甚大さと復興支援の継続の重要性を再認識させられました。
イベントは今年も健康チェックコーナーや医師・看護師による健康相談、セミナーなどが催され、子供向けのゲームコーナーとともにどこも大盛況でした。駐車場では、今年も「たっちゃんの紙芝居」が子供たちに大人気。紙芝居に乗せて子供たちを爆笑の渦に巻き込み、最後はちゃんとお土産を手渡してあっという間の30分が過ぎました。
今年も大成功の「ふれ『愛』まつり」で、病院と地域の皆さんの距離がより一層近くなったことでしょう。
2011年7月6日、会長戸松治子様はじめ7人の名古屋国際婦人クラブメンバーが小児医療センターへ慰問に訪れました。
名古屋国際婦人クラブは1953年に発足され、婦人の進歩向上、各国婦人間の理解と親善、社会奉仕を目的としてさまざまな活動をされています。また、同クラブのメンバーは、名古屋国際婦人赤十字奉仕団員として奉仕活動をされており、毎年の恒例催事の慰問もその一環となっています。
当日、メンバーらは病院幹部との歓迎セレモニーの後、同センターのプレイルームを訪れ、子どもたちへ「早く元気になってくださいね」と励ましの言葉とともに「知育玩具」や「教材用DVD」を贈りました。これに対して子どもたちはお礼のメッセージを送り、この日のために一生懸命練習したハンドベルで「きらきら星」「たなばたさま」などの曲を披露し、なごやかな雰囲気に包まれました。
6月6日、ANA(全日空)客室乗務員と地上スタッフ6人が鉢植えのすずらんと「心をひとつに、がんばろう日本」のスローガンが書かれたすずらんの「押し花のしおり」を寄贈するために当院を訪れました。この寄贈は、ANAの社会貢献活動の一環として、全国47の赤十字施設に毎年行われており、今年は東日本大震災で被災した石巻赤十字病院なども加わることになって56回目となります。
贈呈式で小森副院長から押し花の作り方を聞かれ、ANAスタッフは「職員が仕事の合間に心を込めて作りました。早く回復するように一人でも多くの患者さんに行き渡れば」と思いを語りました。また、昨年の鉢植えのすずらんを病院の敷地に移植後、今年5月に見事に花をつけた写真を見て感動していました。
病室の訪問では、患者さん一人一人に素敵な笑顔で押し花を手渡しながら「早く元気になってください」「しおりを見たら北海道を思い出してください」と優しく言葉をかけて回りました。