診療科・部門

感染制御部

 

他診療科と連携して、一人一人の患者さんの感染症治療を進めていきます。
院内での耐性菌の感染拡散を防ぎます。

 感染制御部は、2022年4月に当院で新設されました。細菌やウイルス等によって引き起こされる感染症治療の支援(抗菌薬適正使用)、また様々な抗生物質が効きにくくなった耐性菌の病院内での拡散を防ぐ感染対策(感染制御)に尽力しています。

 感染症は、肺炎や尿路感染症などどこの臓器にも発症します。各診療科の主治医の先生方と連携して、患者さんにおこっている感染症を適切に診断し、治療を行っていきます。また、抗菌薬を適切に使用することにより、以下の耐性菌の出現を防ぐ効果も期待できます。

 また近年問題となっている耐性菌を監視し、適切な感染対策を行っています。耐性菌による感染症を発症すると、治療が困難となるため、感染しない・させないための感染予防策が重要となります。

感染制御部の特徴

  • 各診療科で入院されている患者さんの感染症の診断や治療の支援(院内コンサルテーション)を行っています。
  • 血液培養陽性患者の診療支援を行っています。
  • 愛知県内の大学病院等の医療機関と連携して、感染対策に関する相互ラウンドを行い、院内の感染対策を常に適正化しています。
  • 近隣のクリニックの先生方と定期的にカンファレンスを行い、地域の感染症に関する疫学情報、感染症治療状況等を共有しています。
  • 2022年3月より、当院は日本感染症学会の認定研修施設となっています。感染症専門医を育成し教育に尽力していきます。
 
 
 
 
 

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