中国琵琶コンサート
クリスマスを間近に控えた12月14日、内ヶ島講堂で中国琵琶コンサートを開催しました。このコンサートは、名古屋を拠点に世界で活躍される中国琵琶奏者の涂善祥(と・ぜんしょう)さん、ソプラノ歌手の矢野留美さんと川地未奈子さん、ピアニストのマリ・リーさんのご厚意によるもので、今年で18回目を迎えます。
コンサートには、入院中の患者さんやそのご家族、地域の皆さんなどおよそ100人が来場。涂善祥さんの軽妙な語りとともに奏でられる「シルクロード」や「荒城の月」など12曲に、観客の皆さんは目を閉じて聴き入ったり、体を揺らしてリズムをとったりするなど、思い思いに中国琵琶の清らかな音色や歌声に耳を傾けていました。アンコールでは、観客の皆さんも一緒に「ふるさと」「きよしこの夜」を歌い、会場が一体となってこのコンサートを盛り上げました。