専門分野で活動するスタッフ

さまざまな資格を持った看護職員

さまざまな資格を持った看護職員

日本赤十字社愛知県支部救急法等指導員 資格者数18名 代表 初療室 看護師長 浅井敦子

日本赤十字社は、「苦しんでいる人を救いたいという思いを集結し、いかなる状況下でも人間のいのちと健康、尊厳を守る」という使命を、講習を通して具体的な知識や技術として市民に広めています。

当院では、赤十字救急法、健康生活支援、幼児安全法の指導員資格をもった看護職員が知識や経験を活かしながら、愛知県内の講習会を担当しています。また、院内の研修にも参画し、スタッフに幅広い知識・技術を普及しています。

DMAT(災害派遣医療チーム) 資格者数10名 代表 循環器内科・心臓血管外科 看護師長 錦戸幸

「災害急性期に活動できる機動性をもったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって「DMAT」と呼ばれています。医師、看護師、業務調整員で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故現場にかけつけ活動します。災害時において1人でも多くの命を助けようと阪神淡路大震災を契機に発足しました。当院のDMAT隊員は17名おり内看護職員は10名で、災害時にいつでも活動できるよう日々訓練を積み重ねています。

LTFU(移植後長期フォローアップ) 資格者数15名 代表 造血細胞移植センター 係長 林博子

LTFUは造血細胞移植後の合併症を予防・早期発見し、患者さんが安心して日常生活を送ることが出来るように研修を受けた専門スタッフが行います。当院では小児~成人と様々な年齢・疾患で移植を受けられる患者がおり、移植後は感染症やGVHD(移植片対宿主病)だけでなく晩期合併症など様々な問題があります。移植後長期にわたり、それぞれのライフステージにあった日常生活が送ることが出来るよう、一人一人に合ったサポートを行いたいと思います。

SANE(性暴力被害者支援看護師) 資格者数4名 代表 NICU/GCU 看護師長 鈴木明日香

SANEとは、フォレンジック看護と呼ばれる「暴力と虐待の被害者と加害者への特別なケア」のトレーニングを受けた看護職です。現在当院では4名の看護師・助産師がSANEを取得し、性暴力被害者支援の専門者として働いています。36524時間患者の受け入れを行っている救急部、小児医療センター、総合周産期母子医療センターをもつ当院の特徴から、支援を必要とする対象と関わる機会は少なくありません。被害者の身体や心の健康を守り、被害者が必要なサポートを受けられるような支援を目指していきます。

リンパ浮腫セラピスト 資格者数5名 代表 がん相談支援センター 係長 對比地三枝

リンパ浮腫は、重だるい・歩きにくいなど運動機能の低下・生活行動の制限や、見た目の変化、服装選びのストレスなど、身体的、心理的、社会的な苦痛が伴います。リンパ浮腫セラピストは、スキンケア・運動・体重管理・圧迫療法・ドレナージなど日常生活で複合的なセルフケアができるよう患者さんに関わっています。リンパ浮腫による苦痛を緩和し、その人らしい生活が送れるよう支援していきたいと思います。

ページトップへ戻る

日本赤十字社 愛知医療センター