看護部が考える教育
教育目標
- 看護者として、人々の尊厳を尊重した判断および行動ができる態度を育成する
- 専門職業人として、自律的に看護実践能力を高めていけるように学習の機会を提供し支援する
- 優れた臨床実践モデルとなる看護者を育成する
- 組織人として、赤十字事業の推進ができる赤十字の看護師を育成する
新入職員(新人・経験者)の教育体制
看護部が考えるキャリア開発
皆さんは、看護職としてのキャリア開発(看護職として生き方を主体的に構想して実現に向かうこと)をどのように進めていきますか。看護職の倫理綱領には、「看護職は、常に個人の責任として継続学習による能力の開発・維持・向上に努める」と記してあります。
当院では、看護職のキャリア開発の第一歩として、卒後2~3年間で基本的な能力を習得し、高度急性期病院で安全な医療を提供できる看護職となれるよう様々な研修を実施しています。また、最新の知識や技術を取り入れた専門的な研修会を行い、各々が看護職として目指す道を考え進むことを支援しています。社会の変化、医療の進歩、多様化する人々のニーズに対応していくために、研修の機会を積極的に活用して、専門職として自己研鑽を重ねていきましょう。
当院では「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」を導入しています
赤十字施設の看護師キャリア開発ラダーは、実践者ラダーが基盤となり、実践者ラダーⅢに到達すると、そのまま実践者ラダーを目指す。または、管理者ラダー、国際ラダー、教員ラダーを目指すと、自分でキャリアを選択して積み重ねていく構造になっています。新人から生涯にわたり、看護師としての自己のキャリアを歩んでいくために研修支援体制を整えています。
赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー:日本赤十字社医療事業推進本部看護部 平成31年4月改定
新入看護職員のサポート型教育体制
新人段階別到達目標
新入看護職員採用時研修