当院について

院長あいさつ

4月を迎えて

  

院長 錦見 尚道

 地域の皆さんに支えられながら、当院も新年度を迎えることができました。これもひとえに、日頃より当院をご利用いただいている皆さんのご理解とご協力のおかげと、心より感謝いたします。今春は3月20日過ぎに最高気温20度を超える初夏のような気候が続きましたが、その後になって、朝晩には一桁の冷え込みが続く不順な天気で4月を迎えました。皆さんが体調を崩されていない事を祈念しています。

 健康は、私たちの暮らしを支える大切な基盤です。日々の生活の中で、体調を崩すことなく健やかに過ごしていくことが何より重要ですが、時には体の不調や病気に直面することもあります。そんな時こそ、私たち医療従事者が皆様の力になれるよう、より質の高い医療を提供することを目指してまいります。

 当院は、かかりつけの病院や診療所などから、何かの疾患の疑いがある方をご紹介戴き、詳しく検査した上で必要に応じた治療を行うことに力を入れております。治療が必要になった場合には、患者さんの身体への負担が少ない方法として、ロボット支援内視鏡手術や、標的アイソトープ療法などの先端医療を積極的に取り入れています。従来から外来で行っていた消化管の内視鏡検査や治療も、内視鏡が消化管を通る時の不快感を軽くする鎮静剤を使用し、軽く眠っている間に終わってしまう内視鏡センターを、大勢の患者さんに使って戴けるように拡張しました。

 先に書きましたが、春は気温の変化が激しく、環境の変化により体調を崩しやすい時期でもあります。十分な休息、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、日々の健康管理に留意していただければと思います。

 本年度も、地域の皆さんとともに歩み、信頼される医療機関として一層努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

                                                                                   2025年4月

日本赤十字社愛知医療センター センター長

名古屋第一病院 院長

錦見 尚道

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日本赤十字社 愛知医療センター