看護部長からのメッセージ
医療DXの推進と看護の未来に向けて
少子高齢化が進み、医療・介護の現場では働き手の減少が大きな課題となっています。こうした中で、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)は、人手不足を補い、より安全で質の高い医療を実現するための重要な取り組みです。しかし、どんなに優れたシステムやツールも、それを活かすのは「人」です。それを使いこなし、患者さんによりよいケアを届けるのは「人」であり、「看護職の力」です。
私たちは、これまでの慣習や固定化された業務のあり方を見直し、DXの恩恵を最大限に活かすための変革期にあります。AIによる情報支援や電子カルテの高度活用、記録の自動化などを通じて、看護本来の「人に寄り添うケア」に時間と力を注げるよう、働き方を再構築していくことが求められています。
医療DXは「人に代わる仕組み」ではなく、「人を支える仕組み」です。デジタルの力を借りて「看護職にしかできないこと」により多くの時間を使えるようにしていきましょう。
副院長兼看護部長
秋江 百合子
理念
赤十字看護師としておひとりおひとりの患者さんを大切にした看護を目指します
基本方針
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- 安全で安楽な看護技術を提供します
- 継続教育を充実させ看護の専門性を追及します
- 地域の皆さまの健康保持増進を支援します
- 他部門と協働し、病院の健全な運営に取り組みます
- 救護活動や赤十字の講習会の普及に取り組みます