造血幹細胞移植推進拠点病院

患者さんへ

患者さんへ

セカンドオピニオン外来について

セカンドオピニオン外来

長期フォローアップ外来について

同種造血細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)によって白血病などを克服して社会生活を送っている方の中にも、慢性GVHDや二次がん、生活習慣病、不妊、ホルモン異常、免疫能力の低下といったさまざまな体の問題や、経済的な悩み、将来に対する不安など多くの問題を抱えていることが分かってきました。そこで、当院では2010年10月より専門医師および看護師による移植後長期フォローアップ外来(LTFU外来)を開設しています。
 長期フォローアップ外来では、移植後半年、移植後1年、移植後2年、その後は1年ごとに移植後の健康状態を定期的に確認しています。また、生活習慣病や二次がんなどの晩期合併症の予防や、早期発見、早期治療を行うことを目的として、日常生活の指導、ワクチン接種やがん検診などの受診のアドバイスを行っています。また、患者さんやそのご家族が移植後に安心して生活の質(QOL)の高い生活を送れるように、日常生活における質問や相談にお答えする機会としてもご利用いただいています。

長期フォローアップ外来

受診できる方

同種造血細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植)を受けた方

  • (注1)自家移植の方は対象とはなりません。
  • (注2)当院以外で移植を受けた方も受診することができます。

移植後サポート外来について

同種造血細胞移植後およそ6カ月以内の通院患者さんを対象として、担当医の外来診察前に、看護師や薬剤師が退院後の生活で困っていることなどの相談をお受けします。退院後1カ月目は全員の方が対象となります。
 それ以降は、誰に相談すればよいか、その他お困りのこと(お薬のこと、感染予防、スキンケア、リハビリ、社会復帰、心の相談など)を看護師や薬剤師が伺い、それぞれの専門職と連携して相談対応します。

受診できる方

同種造血細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植)を受けた方

  • (注)自家移植の方は対象とはなりません。

造血細胞移植センターについて

造血細胞移植センターは東棟8階にあります。造血細胞移植センター40床は廊下を含む病棟全体にHEPAフィルターを通した空気が流れ、病棟内にはさらに21床の無菌治療室があります。小児センターにも2床の無菌治療室があり、全23床の無菌治療室で移植を行っています。
 病棟の廊下はラウンド型をしており、患者さんが運動しやすい設計となっており、クリーン環境下でのリハビリテーションが行えるようになっています。また、手術室、成分採血室、全身放射線照射用ライナック、末梢血幹細胞保存を行う分子細胞検査室などがあり、造血幹細胞移植に関わる過程が全て院内で完結可能となっています。

造血細胞移植センター

患者手帳のご案内

移植患者さんの医療情報、生活習慣病予防、がんの早期発見、ワクチン接種など移植後の健康管理の具体的なポイントを地域医療全体で共有することで、移植患者さんの長期健康維持を図ることを目的として、日本造血細胞移植学会と厚生労働省によって「造血細胞移植患者手帳」が作成されました。地域のかかりつけ医療機関を受診される時や、健康診断を受けられる時などにこの手帳を提示して、造血細胞移植を受けられたことをお伝えください。

日本造血細胞移植学会(外部リンク)

長期入院患者ご家族のための宿泊施設のご案内

病院から徒歩3分圏内に宿泊施設があります。ご利用を希望の方は、病棟スタッフにお気軽にお問い合わせください。

慢性疾患児家族宿泊施設(めばえ)の場所について

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日本赤十字社 愛知医療センター