診療科・部門

腎臓内科

当科の特徴と概要

 当科は、急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、急性・慢性腎不全など腎疾患全般の診療は勿論のこと、悪性腫瘍、白血病、膠原病、更には血液疾患に合併する腎臓病など、幅広い疾患に対して外来・入院治療を提供しております。
 腎臓病は、初期には自覚症状が出ないことも多く、「なんとなく体調が悪い」との理由で診察を受けた際には、すでに末期の腎不全という病状もあり得ます。
 健康診断にて尿の異常が認められた際には、まずは近隣の診療所にてご相談いただき、そちらから紹介状を持参の上、当外来をご受診ください。蛋白尿に加えて、手足が浮腫む病気として、ネフローゼ症候群という病状が知られていますが、こうした疾患の正確な診断・治療方針の決定には、腎臓の組織を顕微鏡で検査し評価する必要があります。この検査を、腎生検と呼び、入院での検査となります。当科では、採取させていただいた検体を名古屋大学医学部付属病院・腎臓内科学教室へ解析依頼し、その結果を踏まえて最適な治療をご提案するように努めております。

 また不幸にして回復が困難な慢性腎不全は、最終的には腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)が必要になります。当科では、患者さん各自の病状、生活環境などの社会的背景も踏まえて、計画的な腎代替療法への導入となるようお手伝いさせていただいております。

 血液透析導入の際には、シャントと呼ばれる血管が必要で、当科にて入院手術を受けていただきます。この手術の詳細については、外来主治医にお尋ねください。

 なお平成30年2月に当院泌尿器科と連携し、初めての生体腎移植を当院にて成功裏に実施致しました。今後も、腎移植をご検討される患者さんにもご相談に乗れる環境が整いつつありますので、対象となる患者さんはご希望がありましたら是非外来主治医にお伝えください。

 その他、血液浄化治療としては、集中治療室にて、手術後の患者さんなどに対して、持続血液濾過透析やエンドトキシン吸着治療といった高度急性期治療を実施したり、潰瘍性大腸炎などの難治性疾患に対して白血球除去療法なども施行しております。

 加えて、遺伝性腎疾患として知られている、常染色体優性多発性嚢胞腎は近年新たな治療法として内服治療(トルバプタン療法)が実施され、治療効果が確認されています。当科でも適応のある患者さんに対しては本治療を積極的に導入しております。

当科の診療実績

◆腎生検
平成28年度 49件  平成29年度 37件

◆シャント手術
平成28年度 77件  平成29年度 78件

◆新規透析導入数(血液透析、腹膜透析)
平成28年 90名  平成29年 69名

◆血液浄化延べ件数
平成28年 1287件  平成29年 1443件

医師の紹介

役職 氏名 学会認定医・指導医、その他資格等 専門
石川 英昭
腎臓内科副部長
石川 英昭 日本腎臓学会認定指導医・腎臓専門医、日本腎臓学会認定指導医、日本透析医学会指導医・透析専門医、日本内科学会認定内科医  
遠藤 信英
医長
遠藤 信英 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医
鷲野 将也
医員
鷲野 将也 日本内科学会認定内科医  
田中 友規
医員
田中 友規    
中瀬 裕貴子
医員
中瀬 裕貴子    
木村 仁美
医員
清水 仁美    

外来担当医表

受付時間:8:20~11:00

20番 遠藤 石川 田中 鷲野 石川

初診時に予診(医師による問診)を行いその後、専門医師による各専門外来を受診していただきます。
初診時は多少お時間が必要となりますがご了承ください。次回からは予約診療となります。

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