診療科・部門

腎臓内科

当科の特徴と概要

 当科は慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全を初めとする腎疾患全般のみならず、高血圧、腎障害合併膠原病などの診療を行っています。
 腎疾患は自覚症状が出にくいことが多く、「何となく体調がすぐれない」等の理由で初めて診察を受けられた時には、すでに慢性腎不全が進行している場合があります。健康診断で尿の異常を指摘された時、あるいは顔や足がむくむ等の症状があらわれた時には必ず専門医の診察を受けることをお勧めします。慢性腎炎、ネフローゼ症候群の正確な診断のためには腎生検という検査が必要なことがあります。当院では年間40数件程の腎生検を行い、詳細な病理診断に基づいて最適な治療を提供できる様務めています。

 近年大規模な臨床研究から腎疾患が存在すると、そうでない人に比較し格段に心臓、血管疾患に罹患する頻度が高くまた重篤になることが明らかになり、慢性腎臓病(CKD)として注目を集めています。これら最新の知見も取り入れ根拠に基づいた診療を行っています。
 不幸にして腎機能が廃絶する(慢性腎不全・急性腎不全)と何らかの血液浄化療法が必要となります。当院は外来維持透析施設(通院透析)を持たないため血液透析の新規導入は年60件(2015年)と必ずしも多くはありませんが、入院患者様を対象に年間延べ1300件にのぼる多様で高度な血液浄化療法(血液透析、持続血液濾過透析、白血球除去療法、エンドトキシン吸着等)を行っています。

 高血圧は放置すると脳血管障害、心疾患、慢性腎不全等様々な疾患をひきおこします。また腎疾患自体が高血圧の原因となり、互いに悪循環をひきおこします。塩分制限などの食事講習を初め、今では優れた降圧薬も開発され各患者様の背景にある疾患を考慮した最適な降圧薬を選択することにより十分治療することが可能です。

 膠原病は慢性関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎、シェーグレン症候群等自己免疫疾患といわれる疾患の総称で、腎臓に障害をきたすこともあります。当科では腎症を合併した膠原病の診療を行っています。
 「微熱が続く」、「関節が痛い」、「皮膚に赤い湿疹のようなものができて治らない」、「筋肉痛で手足に力が入らない」、「口が乾いて飲み物なしでは食べ物が飲み込めない」など実に様々な症状が現れます。症状があまりに多彩なため、重篤な疾患があるにもかかわらず見逃されていることも多いようです。このような症状が続く時には是非受診下さい。当科では、一人一人の患者様に最適なケアを提供できるように心がけています。

 遺伝性疾患である常染色体優性多発性のう胞腎はこれまでは有効な特異的治療法がありませんでしたが、近年新たな治療法が開発され効果を発揮しています。当院では本疾患に対して専門的治療(トルバプタン)を行っています。

医師の紹介

役職 氏名 学会認定医・指導医、その他資格等 専門
石川 英昭
腎臓内科副部長
石川 英昭 日本腎臓学会認定指導医・腎臓専門医、日本腎臓学会認定指導医、日本透析医学会指導医・透析専門医、日本内科学会認定内科医  
遠藤 信英
医長
遠藤 信英 日本内科学会認定内科医、日本腎臓学会腎臓専門医、内科総合専門医
青井 智典
医員
青井 智典  日本内科学会認定内科医  
鷲野 将也
医員
鷲野 将也    
田中 友規
医員
田中 友規    
中瀬 裕貴子
医員
中瀬 裕貴子    

外来担当医表

受付時間:8:20~11:00

20番 遠藤 石川 青井 鷲野 石川

初診時に予診(医師による問診)を行いその後、専門医師による各専門外来を受診していただきます。
初診時は多少お時間が必要となりますがご了承ください。次回からは予約診療となります。

受付へのご案内